建設業許可・経営事項審査申請手続き(6回シリーズ)の第5回目を受講しました。
テーマは「決算変更届・経営状況分析」。
とにかく講師のI先生の話を聴くべし!と激推しいただいたので、建設業許可の概要もよく分からないままの受講でしたが、30年のベテランI先生はとにかく経験豊富で、その経験から得た知識を全く出し惜しみせず、すべてのノウハウを伝授されていました。
建設業の社長はとにかく忙しく、人を見る目も長けているので、必要書類を揃えた後は1回の訪問で押印していただくことが肝心とのこと。しかもその1回で指名願いまでできる(書類が揃う)という完成度。
また、事前の下調べや書類を預かりに行く際のポイントもしっかり教えていただきました。
そして「この案内状を渡せば、”できる行政書士だな“と思ってもらえる」秘伝の書式を配布していただいたり、工事経歴書を書く際の具体的な注意点やその他の書類の書き方等々、実務直結の内容が盛りだくさんでした。
建設業関係の分野を業務としてやることはあまり考えてなかったけど、もっと勉強したいと思います。
◆行政書士の心得
I先生がおっしゃる、仕事をする上での心構えは3つ。
1.笑顔
2.感謝の心
3.信頼を得る
「どこでも言うことだけど、抽象的で分からないでしょ」ということで、それぞれどういう点を注意すればいいのかお話しいただきました。
◆笑顔
自分の事務所に入る前、お客様の会社に行く前、いつでもどこでも口角を上げて笑顔を作るよう意識する。
ムスッとしているより笑顔でいるほうが事務所の雰囲気もよくなるし、笑顔はお客様の警戒心を解く。
◆感謝の心
朝目覚めたとき、まず「ツイてる!」と思うこと。昨今、地震や災害が多く、いつどんなことが起こるか分からないからこそ、何事もなく朝を迎えられたことに「ツイてる!」と思うことが大事。その他、何かにつけて「ツイてる!」「ツイてる!」と言うようにすると、ありがたいな!と感謝の心につながる。
◆信頼を得る
「この人に頼もう!」「さすがプロやな!」と思わせること。そうすればお客様の信頼を得られるので、離れていくことはないそうです。
この「さすがプロやな!」と思わせる具体的な方法は・・・ぜひ先生の研修会をご受講ください!!!
特別なことではないんです。
聞けば、そんなこと!?って思うかもしれないし、盲点だったわ!と思うかもしれません。
ポイントは「お客様の財産は減らさない」ということ。
それは、お客様の立場に立って考え抜かれているし、お客様に対してスマートかつスムーズに対応できるのがミソです。好感度も上がります(←個人的感想)。
私も早速実践しようと思います!