父の名刺と合同会社について。

父から「名刺が少なくなった」と聞いていたので、デザインを一新し2点ほど勝手に提案。

無事発注いただき(笑)印刷しました。
データ入稿、即日発送、とホントに便利な世の中です。しかも激安。

父の名刺

そして私も便乗して写真入りの名刺を作成。
今年は積極的に実家の農業経営に関わっていく予定なので、
肩書きを「経営アドバイザー/統括マネージャー」にしました!

もちろん、まだ行政書士を名乗れないので資格も事務所名も入れられませんが、
立派な肩書きと氏名だけだとちょっと…というわけで、現在経営している合同会社を連絡先として記載。
ちょうど今週は生産者会議に出席するべく帰省するので、配ってきたいと思います。
(あと、行政書士として登録されるまでに参加する交流会でも使うつもり。)

ところで、民法では、法人の能力として第三四条に

法人は、法令の規定に従い、定款その他の基本約款で定められた目的の範囲内において、権利を有し、義務を負う。

と規定しています。

私の会社はメインの業務が「広告代理業」なので、農業関連の仕事は「目的の範囲外」になりそう?
いえ、大丈夫!
ちゃんと定款に入れてますから。
個人事業から法人成りにする際、見よう見まねで作った定款ですが、とにかく将来やるかもしれない(やりたい)ことは全部盛り込みました。事業目的はあなどれません。

ちなみに、合同会社を設立したのは平成20年。会社法が改正され、新会社法で合同会社が法人として認められて2年後でした。ちょうど株式会社の資本金1円起業が話題になっていて株式会社にしようかと思ったりしましたが、株式会社って監査役とか要るんじゃないの?とか2年ごとに登記が必要みたい…など当時は仕組みがよく分からず、それより簡単な合同会社なるものが出来たらしい、じゃあそっちで!みたいな感じで決めました。新しくてカッコいい!という発想。(単純)

書店で合同会社設立の本を購入し、その通りにやったらなんとかできました。
分からないことは全て法務局の方にお聞きし、(お役所イメージとは異なり)すごく丁寧に対応していただいたのを覚えています。というか、まだ合同会社を設立する人がほとんどいなかったらしく、担当の方も分からなくてあれこれ調べていらっしゃいました。ありがたい。

設立当初は、知名度のない「合同会社」とは何ぞやと聞かれることが多かったのですが、今では、アマゾンジャパンもApple JapanもP&Gマックスファクターも西友も合同会社に変更してますよね!
やっと時代が追い付いてきたわ。