農業経営アドバイザー試験【研修その2】

農業経営アドバイザー研修2日目は「農業経営診断・改善の進め方」です。

誤字発見!

経営診断の具体的な方法や事例を教えてもらえるのでは?と淡い期待を抱いていたのですが、残念ながら、テキスト解説に終始しており「聞きたいのはそこじゃない」という内容。

講義後の質疑で「レポート課題にキャッシュフロー計算書の作成がありますが、作り方の説明はないんですか?」という質問が物語ってました。

「それぞれを加算減算するのは分かるけど、実際どうやって作るのか」と。

それに対して講師の反応は、
「………(絶句)」
どうやって作るのかと言われても…💦 って感じでした。

たぶん、先生の中では「受講生は実務でやっていて知識がある」前提だったのかもしれません。
確かに、すごく細かいポイントを質問してる人もいらっしゃったし。

研修科目のテーマが【農業経営診断・改善の進め方】なので、実際、数字を落とし込みながらキャッシュフロー計算書を作成するとか、損益分岐点を計算してみるとか、経営診断のコツを伝授してもらうとか期待していましたが、そういった点については全く触れられませんでした。

しかも時間配分が悪くて、メインであるはずの「経営改善」の話に入ったのが15:40、それも早口でどんどん進めて、残りの30分で36ページにもわたる「経営計画」の部分をバーッと読み飛ばして帳尻を合わせるという、最後の方は特に消化不良な講義でした。

講義の前半が非常にスロースタートで、貸借対照表・損益計算書・製造原価報告書がいかに大切かという解説に1時間半も費やしてしまい「いや、もう、それはさっき聞いたから!!!」。結局、時間をかけて同じことを言い変えたり繰り返したりするだけでした。「もっと簡潔にしゃべってくれないと、このペースだと終わらないんじゃ…?」という不安的中、きっちりその通りに。> <

財務分析にしても経営診断しても、こういうのがあります、って系統立てた(もしくは用語解説的な)概念の説明に終始しました。

やはり、実務経験のある人にはかなわないってことでしょうか。。。