農業簿記検定の話。

2017年7月2日(日)に実施される「農業簿記検定」を受験しようと思っています。

農業簿記検定テキスト

これは、
一般社団法人全国農業経営コンサルタント協会(http://www.agri-consul.jp/)が監修し、
一般財団法人日本ビジネス技能検定協会(http://www.jab-kentei.or.jp/index.html)が
年2回実施している検定です。

◆「なんで農業簿記なん???」

農業簿記検定なるもを知ったのは、行政書士試験の勉強をしていた予備校に
受験案内のポスターが貼ってあったのを見て面白そう!と思ったのが最初です。
ただ、行政書士と並行して勉強するのは無謀だと分かっていたので
行政書士試験に合格してから取り組もう、と密かに思ってました。
まぁ、本音を言うと、日商簿記の2級を合格したけど1級を目指すアタマはない。
でも簿記は面白いから勉強を続けたい。せっかく勉強するならアウトプットできる
ものがいい、という身もふたもない話だったりするのですが…。^^;

もうひとつの動機は、「農業」に特化した行政書士になりたい!と思ったから。

実家が農家ということもあって、農業は身近な存在でした。
衰退産業化してしまっているとか高齢化とか後継者不足とか
あまり明るい話は聞きませんが、
実はこれから農業の時代が来る!と思ってるんです。
現に、二代目、三代目の若手が、農業にビジネス感覚を取り入れた
新しい農業を経営しようとしてる。跡取りじゃなくても、農業やってみたい
って思う人も多いですよね。
そういう人たちのサポートや橋渡しができたらいいな、と思っています。
これはライフワークとして取り組んでいきたいことの一つですね。

◆「農業経営アドバイザー」っていうのもあるよ!

突然ですけど、肩書って欲しくないですか?
Wライセンス(行政書士&社会保険労務士とか、行政書士&税理士とか、
行政書士&中小企業診断士とか…)であればカッコいいし
仕事の幅も広がりそうなのですが、なかなか難しいですよね。
そこで、〇〇コンサルタントとか〇〇パートナーとかつけたら分かりやすいかも!
なんて安直に考えていたんです。が、調べてみるとありました。

その名も、農業経営アドバイザー。

え?何それすごい!私のやりたいことやん!!!

しかも実施しているのは、日本政策金融公庫。
https://www.jfc.go.jp/n/adviser/training_test.html
ただし、募集対象者が、
「公庫本支店と連携して農業経営者に対するご支援を行っていただける税理士、
公認会計士、中小企業診断士、金融機関職員、その他関係機関・団体職員等 」
となってるんですよね。。。行政書士はダメなんかな?

農業って直ぐには売り上げにつながらないので、どうしても融資や助成を
必要とするんですよね。先立つものがなければ始められない事業です。
(それ以外にも参入障壁はありますが。)

いろいろと構想は広がりますが、まずは農業簿記検定を手堅く攻めたいと思います!